MacでNTFSフォーマットのHDDを読み書きできるようにする
上司がMacを購入したそうなのですが、
いままでWinにてNTFSフォーマットのHDDを使っていたため、読み書き出来ないと今後困りそうだったので、
できるようにしてみました。
http://qiita.com/koba_ninkigumi/items/ad8e297235b5854474fa/
こちらの解説を参考に進めていきます。
(この記事はEl Capitan用です)
1.MacFuseをダウンロード&インストール
https://github.com/osxfuse/osxfuse/releases/
↑ここからdmgを落としてつっこむ
2.Homebrewを導入する
Homebrewを導入すると、Macのさまざまなツールが楽に導入できるようになるんだそうな。
基本的には、↑のウェブサイト冒頭にあるコードをターミナルに貼り付け、指示に従って操作すれば、
あとはなんとかなります。
3.NTFS-3Gをインストール
Homebrew導入済みの状態で、ターミナルに以下の通りに入力してエンター。
4.System Integrity Protectionをオフにする
これは、El Capitanより導入されたセキュリティを高めるための機能ですが、
いろいろ弄るには邪魔なので、ちょっとオフにします。
まず、一旦Macの電源をオフにします。
次にCommandとRキーを押しながら電源ボタンを押し、再起動。
リカバリーモードが起動したら、画面上のメニューから「ターミナル」を選択。
ターミナルが立ち上がったら、次のコマンドを入力してエンター。
csrutil disable
処理が終わったら、次のように入力してエンターすると再起動します。
5./sbin/mount_ntfsのリンク先を変更する
ターミナルに以下のコマンドを打ってエンター。
sudo mv /sbin/mount_ntfs.original
さらに以下のコマンドを打ってエンター。
sudo ln -s /usr/local/sbin_mount_ntfs /sbin/mount_ntfs
6.System Integrity Protection機能をオンにする
Macの電源を切り、CommandとRを長押ししながら電源をオン。
リカバリーモードが起動したら画面上のメニューから「ターミナル」を選択。
ターミナルが立ち上がったら、次のコマンドを入力してエンター。
csrutil enable
そして次のコマンドを入力してエンターを押すと再起動します。
7.fstabを編集する
ターミナルを立ち上げ、以下のコマンドを打ってエンター。
sudo nano /etc/fstab
出てきたウィンドウに、次のように入力。
LABEL=(外付けHDDのディスク名) none ntfs rw,auto,nobrowse
入力が終わったらControlとOを同時押ししてエンター。
さらに、ControlとXを同時押ししてこの画面を終了。
8.書き込めるか確認
HDDを接続し、ディスクユーティリティを開いて、マウントされているか確認。
ターミナルを開いて、以下のコマンドを入力してエンター。
open /Volumes
すると、普段Finderからは見えないVolumesフォルダが開くので、
その中に外付けHDDが見えているかを確認。
外付けHDDのアイコンを右クリック→「情報を見る」をクリックし、
「共有とアクセス権」が読み書き共に可能になっているかをチェック。
以上でとりあえず作業は完了です。
しかし、fstabの編集の際nobrowseオプションをつけているため、
HDDを接続してもFinder上には表示されません。
(nobrowseつけないと書き込みができなくなるらしいです)
これだと結構不便なので、わたしはとりあえずVolumesフォルダのエイリアスを作成し、
デスクトップに置いています。そこにはHDDのアイコンが出るので!!
上司には、HDD繋いだらVolumesフォルダ開けばよいと伝えればおっけーおっけー。
でも、NTFSフォーマットだと、なにかあったときにMac上では修復できないし、
ちょっとこわいですね。。
あくまでも移行までの一時的な措置とみるべきでしょうね。。