「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」からの回復
NTFSフォーマットのHDDが読めなくなって職場でちょっとした騒ぎになったので、備忘録として書いておきます。
こういうちょっと歪なやり方で、上司のMacにNTFSフォーマットのHDDを読ませていたんですけど、
ある日、なんだか全く読めなくなってしまいまして。
まあMacにとってNTFSはサポート外の形式、ずっと使ってりゃいつかは不具合が出るだろうとは思っておったのですが。。そのうち新しいHDD買ったほうがいっすよーとは伝えていたものの、、今まで不自由なく使えていたものをそう簡単に買い換えようと思わないですよね、わかります。。。
慌ててWinのパソコンに繋いでみましたら、「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」とのこと。
アチャーコレハヤッチマッタカーと思いながらちょっと調べてみたら、CHKDSKを使えば回復できる可能性が高いとのこと。早速修復に取り掛かります。
こちらのサイトでは、まず外付けHDDのケース換装を勧めておられますが、この職場には他のケースが無いため、とりあえず次へ。
CHKDSKを実行します。Windows上でコマンドプロンプトを立ち上げ、次のように入力します。
chkdsk g: /f /r
「g:」の部分は、私の環境においてHDDがGドライブとして認識されているのでこう記述しましたが、もちろん違うドライブレターが割り当てられていることもあるので、その際は対応するドライブレターを入力してもらえればよいです。
「/f」はエラーチェック&修復、「/r」はもっとつよいエラーチェック&修復という感じのようです。「chkdsk g: /r」と記載さえしてあれば「/f」を書く必要はないとの話もあるようですが、まあ、とりあえず、、、。
これを実行すると、CHKDSKがいろいろと検出して直してくれます。1TBのHDD(400GBくらいファイルが入ってる)で、一連の作業が6時間程度で終わりました。当初は残り9時間とか表示されてた。
これでとりあえずHDDはふっかつしてくれましたが、やっぱりNTFSフォーマットのHDDを無理やりMacで運用するリスクをわかってもらうのもむずかしそうなので、
一旦データを退避させて、HDDをexFATにフォーマットしてからデータを戻して返すことにしました。面倒だけどチカタナイネ。
最初っからめんどくさいことせずにそうしときゃよかった感はありますが、まあ、後の祭りというやつです。