容量少ねえmacで頑張ってDTMしよう(わりと長文でとりとめがない)
不意に愛用のMacBook Pro(Mid2012)のHDDが逝き、買い換えることとなりました。
新しい子はこちら。
MacBook Pro Retinaディスプレイ 2700/13.3 MF839J/A
|
Early2015モデルですね。型落ちで安くなっていたのですが、未だ評判のよいモデルだったので即決。
SSDというのはこんなに速いもんなのか…と感動しております。きもちわるいくらい起動はやい。
…しかし感動もつかの間、困ったことがおきました。
旧Macの内蔵HDDは500GB。新Macの内蔵SSDは128GB。
旧Macのバックアップは取っていたものの、DTMのために集めた音源の類が容量不足で新Macの内蔵SSDに移せなかったのです。
さいわいにも1TBの外付けHDDを所持していましたので、こちらに音源を移して使用することにしました。
わたしが使用しているDAWはLogic Pro Xです。とてもコストパフォーマンスの良いDAWだと思います、おすすめ。
ただ、こいつのサウンドライブラリがまず重い重い。追加ライブラリまですべてフルにダウンロードすると50GBくらいあります。
とりあえずこいつを外付けに移します。シンボリックリンクという仕組みを使うと、サウンドライブラリを外付けに移しても使用できるようになるそうです。
こちらのブログを参考にさせて頂きつつ、作業をすすめていきます。
ひとまず、Logicの追加サウンドライブラリのインストールまで終えた状態で、
/Library/Application Support/Logic/EXS Factory Samples
/Library/Application Support/Logic/Alchemy Samples
/Library/Application Support/Logic/Ultrabeat Samples
/Library/Application Support/GarageBand/Instrument Library
/Library/Audio/Apple Loops
の5つのフォルダをまるっと外付けHDDに移します。
そうしましたら、ターミナルを立ち上げます。上記のブログでは、次の操作について、以下のように記載されています。
シンボリックリンクはターミナルから作成します。この場合だと、
sudo ln -s [コピーした先のフォルダのパス] /Library/Application\ Support/Logic/EXS\ Factory\ Samples
ターミナルではスペースの入ったパスは認識できませんので、スペースを「\ (バックスラッシュとスペース)」に置き換えるか、パス全体を”(クォーテーション)で囲ってやりましょう。オリジナルフォルダを削除する前にターミナルにドロップして自動的にパスを表記させ、それをコピーしておくという方法が最も簡単です。
なるほど。
この手順に従って、5つのフォルダのシンボリックリンクを作っていきます。
すると、パスワードの入力が求められますので、OS起動時に用いるパスワードを入力します。
シンボリックリンクの作成に成功すると、元々フォルダがあった場所に、エイリアスを作ったときと同じような左下に矢印の入ったフォルダマークが出現します。
こんなかんじ。
シンボリックリンクを作成し終えたら、Logicを立ち上げ、ライブラリが問題なく読み込まれるかどうかを確認します。
いけたぜ!
Apple Loopsもこの通り。
音もちゃんと鳴ってくれました。ヤッター!
次に愛用のプラグイン、Waves Platinumを入れます。過去に購入していたものなので、Waves Centralからさくさくダウンロードできました。
Wavesについては内蔵SSDに入れておいたほうがキビキビ動作するという話を聞いたため、そのまま内蔵SSDへ。
そんなにバカでかい容量のプラグインでもないので、まあよいでしょう。
SONiVOXの「Orchestral Companion Strings」については、iLOK Lisense Managerを用いてライセンス認証を済ませ、いざダウンロード。
こちらは容量が9GBとなかなかでっかいので、外付けHDDへ。Logicのサウンドライブラリを移したときと同じ要領で、シンボリックリンクを作ります。
下記のフォルダを外付けHDDに移し、同じ場所にシンボリックリンクを作成しました。
/Applications/SONiVOX/Orchestral Companion Strings
iZotopeのプラグイン類、Xpand!2、KORG M1 Le、Tremolator5あたりはまあまあ軽かったのでそのまま内蔵SSDへ。
さて、次はNative Instrumentsのプラグイン類。さっきはじめて知ったのですけど、「ServiceCenter」に代わって、「Native Access」というライセンス管理アプリができたのですね。
これがなかなか優秀でした。Native Access経由でNIのプラグインをインストールしようとすると、次のようなウィンドウが表示されます。
この一番下、「Content Location」の項を外付けHDDに設定すると、重い音源の類を外付けHDDにインストールしてくれます。
いちいちシンボリックリンクを作ったりしなくてよいのは便利ですね〜。
最後に、Addictive Drums2を入れました。これも軽めなので、そのまま内蔵SSDへ。こちらもシンボリックリンクを使って外付けHDDに移すことができるみたいなので、SSDの空き容量がなくなってきたらそうしてみようと思います。
ということで、外付けHDDを使いながら、だいたい旧MacのDTM環境を再現できたかなーと思います。これでしばらくは安心。
でも外付けHDDのデータがすっ飛んだらすべておじゃんになってしまうので、こまめにバックアップはとらないといけないですね。。