プリズムコンボ

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Photoshop CC 2019で自由変形の挙動が変わった話

Photoshop CCにアプデが来て、Photoshop CC 2019となりました。

「Command(Ctrl)+Zで複数回元に戻すことができるようになった」ってことはかなりの良アプデだと思うのですけれど、問題がひとつ。

自由変形の際、従来はShiftキーを押すことで縦横比固定で拡大・縮小できるという仕様だったのですけれど、このバージョンではShiftキーを押すと変倍がかかるようになりました。Shiftキーを離した状態であれば縦横比固定で拡大・縮小できます。

些細なことなのですが、以前の操作に慣れているとメチャクチャ使いづらい!また、IllustratorはShiftキーを押すと縦横比固定になるという仕様のままなので、IllustratorPhotoshopを併用している方はかなり混乱してしまいますよね。

どうにか対処方法はないかと探していると、Adobeのフォーラムに答えがありました。

forums.adobe.com

 

環境設定からの変更はできないものの、ユーザー設定ファイルを作成することで従来の挙動に戻すことができるそうです。以下、フォーラムからの引用です。

Macでは、Finderの移動メニューをoptionを押しながらクリックして「ライブラリ」を表示させ、その中の

Preferences/Adobe Photoshop CC 2019 Settings/ フォルダ内に

「PSUserConfig.txt」という名前のファイルを作り、内容に

TransformProportionalScale 0

と書いて保存、Photoshopを再起動します。

 

(Winではユーザ名\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC 2019\Adobe Photoshop CC 2019 Settings\フォルダ内に保存)

 

わたしの環境でも試したところ、無事に以前の挙動に戻すことができました!

この仕様変更に戸惑っているユーザーは結構多いようなので、環境設定などで気軽に設定を変えられるようになってほしいものですね〜。