画面割れでバッキバキになったZenfone2 Laserを直そう
こちらは落として画面が無残に割れたかわいそうなZenfone2 Laserです。
かわいそう。画面に保護フィルムを貼っているのでひとまず使えていますが、フィルムをはがしたらボロボロとガラスが取れそうな感じの割れっぷりです。
しかしASUSに修理を頼むと1万円かかるとのこと。しかもわたしはOSを自分で入れ替えているので、メーカーに修理を頼むなんて、そんなこと、できません。
ということで、自分でなんとかすることにしました。
こちらを購入し、自分でZenfone2 Laserを分解し、画面の交換を行います。さあ、がんばっていきましょう。
こちらが届いた液晶画面と付属品たちです。いろいろセットになっているのが助かりますね。ただし、付属のドライバーはなぜかZenfone2 Laser内部のネジに合わず、一切使い物になりません。ドライバーだけは、別のものを用意しておきましょう。プラスの精密ドライバーがあればOK。こんな感じの安いもので十分です。
また、画面がひどく割れている場合、修理中に細かいガラスが手に刺さって怪我をする可能性があります。手を守るため、軍手などを用意しておくとより安心だと思います。
まずは裏蓋を外します。
すると、バッテリーやSIMカード、SDカード等が現れるので、とりあえず外します。小さなネジが15本あるので、それも精密ドライバーで取り外していきましょう。
端末の右上に小さな丸いシールが貼ってある箇所があるのですけれど、その下にも小さなネジがあります。そこも忘れずに外しておきましょう。
ネジを取ったら、このプラスチックのパーツをべりべりと外していきます。枠が狭いので、折らないよう、作業は慎重に行いましょう。マイナスドライバーなどで枠を持ち上げ、付属のピック型のプラスチック板を挟み込んで外していくとよいです。
取れた!
このプラスチックパーツが取れると、左下に入っている小さなスピーカーもポロっと取れます。この写真はすでにスピーカーを取った後ですね。なくさないようにしましょう。
次は基盤を外します。基盤の左上に、液晶画面から伸びているケーブルが2本繋がっており、白い小さなツメで止まっているので、そのツメは起こしておきましょう。そうしないとケーブルが外れず、基盤を外すことができなくなります。
白いツメを起こしたら、またピックっぽい板を挟んで、ベリベリと基盤を外していきましょう。こちらも細い部分があるので、折らないよう注意が必要です。
そうしたら、いよいよ割れた画面を外す作業に移行します。まずは、ドライヤーなどで画面に熱風をあてましょう。こうすることによって、画面を接着している強力な両面テープの粘着力を弱めることができます。
熱風ブオオオオオ。
しばらく熱風をあてたら、マイナスドライバーなどで液晶を無理やり持ち上げ、そこにピックっぽい板をはさみます。ベリベリと剥がしていきましょう。こちらは破棄する画面なので、多少無理やり剥がしても構いません。
割れ具合がひどい場合、細かいガラスがボロボロ落ちてきます。怪我をしないように気をつけましょう。
とれた。ボロボロである。
こっからは写真撮ってないんですけど、付属のほそーいテープを貼って、新しい画面をくっつけていきます。アンパンマン!新しい画面よ!
あとは、外した順にパーツをくっつけていき、もとに戻すだけです。外したケーブル類もきちんと戻しましょう。
というわけで、
なおったワヨー!うれしい!!
ちなみに、Amazonで購入した画面、ASUSロゴが上から黒く塗りつぶされていたんですけれど、
フィルムを剥がしたらASUSロゴが現れました。なんだろう…純正のバルク品とかなんでしょうか。いずれきちんと使えているのでよいんですけど。。